Go To Eatキャンペーンと商品券印刷の話

公開日：2020.10.14

2020年10月から本格開始となった”Go To Eatキャンペーン”。お得に外食ができるキャンペーンとして、店舗経営者から消費者まで多くの注目を集めています。また各地方自治体にて、これに伴ったキャンペーンも多数企画・開始されました。

今回の記事では、Go To Eatキャンペーンの内容や利用方法、商品券でよくみられる特殊加工についてご紹介いたします。

Go To Eatキャンペーンとは？

外食イメージ

Go To Eatキャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、外出の自粛などの影響を受けている飲食業や食材を供給する農林漁業者を支援する取り組みです。2020年10月より本格実施が開始されました。

補助金・助成金・給付金のように直接的に支援するものではなく、国民の飲食店利用を活性化させ、客数増加・客単価を向上させることを目的としています。

Go To Eatキャンペーンの内容

①プレミアム付き食事券の発行

農林水産省の公募にて決まった食事券発行事業者より、地域の登録飲食店で使用可能なプレミアム付き食事券を購入できます。申し込み後に引換票番号がウェブで発行され、それをコンビニエンスストアなどで食事券と交換するという流れが一般的です。ハガキなどで申し込みができる店舗もあります。

食事券の発行期間は地域によって異なるため、農林水産省のウェブサイトなどを確認することをおすすめします。

～プレミアム付き食事券とは？～

プレミアム付き食事券は、地域の飲食店で利用できる食事券です。

プレミアムは食事券の25％となり、例えば12,500円の食事券であれば、10,000円で購入ができるというシステムです。

～プレミアム付き食事券利用上の注意点～

プレミアム付き食事券には、以下の注意点があります。

・お釣りは出ません。

・購入回数の制限はありませんが、一回の購入金額は2万円分（食事見額面は25,000円分）までです。

・プレミアム付き食事券の販売は2021年1月末までであり、利用は2021年3月まで可能です。

・宅配や持ち帰り専門店、スナック、キャバクラなどでは利用できません。

②オンライン予約の利用によるポイント付与

オンラインでの飲食予約サイトを通して特定の飲食店を予約や来訪された方に、一人につき最大1,000円の飲食店で使用可能なポイントなどが与えらえます。

他にも登録飲食店にて使用可能な、2割相当分割引されるプレミアム付き食事券が発行されます。

ポイント付与は予約サイトごとで違っており、使用金額にて決定される場合や昼間と夜間でポイント数が変わる場合が多い傾向です。ポイントは来店後7日～10日に付与されます。

店舗独自のキャンペーン展開や催し物も見られるため、予約の際は店舗のウェブサイトを確認しておくとよいでしょう。飲食店の利用回数や目的などから、どのようにポイントを貯めたいかを踏まえて店舗を選ぶことがおすすめです。

Go To Eatキャンペーンの実施時期

感染拡大の落ち着いた地域から順次、9月中下旬頃よりGo To Eatの食事券事業がスタートされています。10月中にも1次公募をした33府県が出揃う見方を示しており、2次公募の14都同県も加わる予定で、10〜11月にかけて47都道府県が出揃う見込みです。9月15日から参加店舗の受付を開始し、オンライン予約によるポイント付与は10月1日から開始しています。

またポイント付与やプレミアム付き食事券の発行は2021年1月末まで、還元されたポイントや食事券の利用は3月末までを予定しています。

なお開始後に感染拡大した場合は、中断等を含め慎重に対応する運びとなっており、予算に達し次第終了となっているため、明確な実施時期は定められていません。